ハーブ園や植物園は郊外にあることが多いのですが、小石川植物園は
三田線白山駅最寄りと23区内からは行きやすいということと、歴史があるということで、一度は訪れたい場所だと思います。
23区内ということを忘れさせてくれ、ばっちり森林浴ができる素敵な空間でした。
ハーブ園ではないので、精油やハーブティでお馴染みの植物を楽しむ場所ではないのですが、樹木が充実しています。
ウメ林、ツツジ園、ツバキ園、ソメイヨシノ、アジサイ、ボダイジュ並木など開花に合わせて行くと楽しめます。
チャノキとアッサムチャの木がありました。緑茶も紅茶のアッサムも同じ学名Cammellia Sinensis(ツバキ科)です。
ちなみに精油で使うティートリーの学名はMelaleuca Alternifolia(フトモモ科)で、お茶とは品種が違います。
ニュートンのリンゴとメンデルのブドウがありました。
ニュートンとリンゴの話は有名なので説明はいらないと思います。
メンデルはオーストリアの植物学者で、メンデルの法則(遺伝学)を基にワインの味をおいしくするためブドウの品種改良をしました。
旧小石川養成所の井戸が残っています。
江戸時代、大岡越前に出てくる医師が使っていたのかと思ったら、架空のキャラクターでした。
スイフヨウの花が咲いていました。
1本の木に白い花と濃いピンクの花が咲いて不思議でした。
初めて見たのですが、咲いている間に色が変わる花ということです。
薬園保存園があり、アシタバ、クコなど知っている植物がいくつかありました。
HP:小石川植物園
住所:東京都文京区白山3-7-1
入場料:400円
休園日:月曜(月曜が祝日の場合は火曜)